【障害年金の更新手続き】次回はいつなのか?知る方法

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障害年金の更新の手続きとは、「障害状態確認届」(診断書)を提出することです。
障害年金の支給をうける9割以上の方は更新の手続きをしますが、更新は5年〜1年で人により異なります。
次回更新の手続きがいつになるのか?知る方法についての記事です。

障害年金をはじめて受けとるときは「年金証書・年金決定通知書」に次回更新年月が記載されている

障害年金の支給が決定すると、「年金証書・年金決定通知書」がとどきます。

複雑な障害年金請求手続きを終えて約3〜4ヶ月待って、年金の支給が決定。

ホッとするのですが、障害年金の支給が決まっても9割以上の方は、5年〜1年に1回、障害年金の更新の手続きが必要になることも知っておいていただきたいところです。

生涯年金が支給されることが決定する永久認定をうけるのは1割に満たない方ですので、永久認定をうけない9割以上の方は5年〜1年に1回診断書を提出して障害状態の確認をうけることになります。

参考記事
【障害年金】永久認定と有期認定

障害年金の更新用の診断書が「障害状態確認届」です。

障害年金の更新手続きとは、障害状態確認届を提出する手続きのことです。

障害年金の初回の更新手続きをする年月は、「年金証書・年金決定通知書」で知ることができます。

障害年金をはじめて支給されるときにうけとった「年金証書・年金決定通知書」に「次回診断書提出年月」が記載されています。

年金証書 年金決定通知書

写真は障害年金お手続きガイド(厚生労働省)から引用

「年金証書・年金決定通知書」に記載されている、「次回診断書提出年月」が障害年金の次回更新手続きの年月です。

「次回診断書提出年月」の3ヶ月前の月末頃に「障害状態確認度届」が日本年金機構から送付されます。

障害状態確認届の送付

図はかけはし第76号(日本年金機構)から引用

郵送で届いた障害状態確認届(診断書)に主治医に記入してもらい、返信用封筒に入れて返送します。

返送した障害状態確認届の記載内容が審査されます。

障害年金の更新手続きをして、審査の結果、障害の状態が改善して障害等級に当てはまらない状態になったと判断されたときには「支給停止のお知らせ」(封筒)が届きます。

支給停止されても、障害の状態がふたたび悪化して障害等級に当てはまる状態になったときには年金支給再開の手続きをします。

参考記事
【障害年金支給停止】障害の状態が再び悪化したらどうなる?

更新の手続きをとても心配される方もいらっしゃいますが、

障害年金の更新の手続きをして審査の結果、年金の支給停止のなる方は2020年度では全体の0.3%程度でした。

日常生活や働くことでの困難さを日頃から主治医の先生に伝えておいて診断書に反映されるようにしておくことには注意しながらも、あまり心配しすぎないで過ごしていただけたらと思います。

参考記事
【障害年金】更新の手続きで支給停止となる割合

障害年金業務統計(令和2年度決定分) 2021年9月 日本年金機構から作成

診断書種類 障害基礎年金の再認定 障害基礎年金の支給停止 障害厚生年金の再認定 障害厚生年金の支給停止 再認定 再認定での支給停止 支給停止(%)
精神障害・知的障害 73,781 183 31,236 36 105,017 219 0.2%
内部障害 3,772 98 7,537 21 11,309 119 1.1%
外部障害 10,448 38 9,904 20 20,352 58 0.3%
合計 88,001 319 48,677 77 136,678 396 0.3%

年金証書には次回更新手続きの年月が記載されているので初回更新手続きの年月はわかるのですが、2回目以降の更新手続きの年月は年金証書で知ることはできません。

2回目以降の次回更新年月は、どのようにしたら知ることができるのでしょうか?

更新手続きをしたあとで障害等級に変更がないときは「次回診断書提出年月のお知らせ」(ハガキ)が届く

主治医に記入してもらった障害状態確認届(診断書)を返信用封筒で提出することで、障害年金の更新手続きが終わります。

障害状態確認届の記載内容が審査されて、

障害等級に変更がないときは「次回診断書提出年月のお知らせ」(ハガキ)が届きます。

審査の結果、障害等級に変更がなくこれまで通りの額の年金が支給されます。

このハガキに記載されている次回診断書提出年月が障害年金の更新手続きをする年月です。

次回診断書提出年月の3ヶ月前の月末ころに「障害状態確認届」が送付されます。

更新手続きをしたあとで障害等級に変更があるときは「支給額変更通知書」(封筒)に次回更新年月が記載されている

障害等級に変更がないときは「次回診断書提出年月のお知らせ」(ハガキ)が届きますが、障害等級が上がり年金額が増える、障害等級が下がり年金額が減るときには、「支給額変更通知書」(封筒)が届きます

封筒で届く支給額変更通知書の表面に、次回更新年月が記載されています。

Omote2

写真は日本年金機構「年金決定通知書・支給額変更通知書」から引用

次回診断書提出年月の3ヶ月前の月末ころに「障害状態確認届」が送付されます。

【編集後記】

「出没!アド街ック天国」(テレ東の情報バラエティ番組)カナセン特集。
千川(せんかわ)・要町(かなめちょう)で「カナセン」と番組では呼んでいました。
池袋モンパルナスと呼ばれた芸術の街だったことや美味しい食べ物屋があることをアド街で知りました。
要町には昨年(2021年)仕事で行ったのですが、大きな山手通り沿いの面白みがない駅前だなと用事だけ済ませて帰ってしまいました。
興味をもって歩いてみないと街の良さを知ることはできないなと反省しています。
次にカナセンに行ったときは、ゆっくりと時間をかけて街中を歩いてみます。

“カナセン”がアツい!? 池袋の隣「千川・要町」(出没!アド街ック天国)

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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)

小倉健二(おぐらけんじ) 労働者のための社労士・労働者側の社労士 労働相談、労働局・労働委員会でのあっせん代理 労災保険給付・障害年金の相談、請求代理 相談・依頼ともに労働者の方に限らせていただいています。  <直接お会いしての相談は現在受付中止> ・mail・zoomオンライン対面での相談をお受けしています。 1965年生まれ57歳。連れ合い(妻)と子ども2人。  労働者の立場で労働問題に関わって30年。  2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。 2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。 2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格