Mac標準アプリ【ColorSyncユーティリティ】PDFの品質・解像度をカスタマイズしてサイズ小さくする方法

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Macに最初から入っている標準のアプリだけでPDFファイルのサイズを小さくする方法。

2回目の今日の記事はColorSyncユーティリティでReduce File Size のフィルターを作成して自分好みの品質や解像度でPDFファイルを小さくする方法の紹介です。

1回目の記事はMac標準アプリ【プレビュー】でPDFファイルサイズを簡単に小さくする方法でした。

Mac標準アプリ【プレビュー】を使ってPDFファイルのサイズを小さくするとぼやけて不鮮明になる

Mac標準アプリ【プレビュー】で[ファイル]を[書き出す]を使って簡単にPDFファイルのサイズを小さくできます。

【プレビュー】でPDFファイルを開いて、メニューの[ファイル]から[書き出す…]をクリック

プレビューでPDFファイルを書き出す

Quartzフィルタで[ファイルサイズを減らす]を選択して[保存]する。

Quartz

これだけで、ファイルサイズを小さくしたPDFファイルが出来上がります。簡単で便利です。

詳しい操作方法はこちらの記事で紹介しています。

Mac標準アプリ【プレビュー】でPDFファイルサイズを簡単に小さくする方法

ファイルサイズが小さくなったのは良いのですが、小さくなったPDFファイルを開いて見るとぼやけてしまっていて見づらい。

こんなときには、[ColorSyncユーティリティ]を使いましょう。

Macにはじめから入っている[ColorSyncユーティリティ]を使うと、品質・解像度などをカスタマイズしてPDFファイルを小さくすることができます。

[ColorSyncユーティリティ]を使ったことがない方でも手順とおりに操作すれば難しくはありません。

品質・解像度などをカスタマイズした Reduce File Size フィルターをつくって、PDFファイルのサイズを小さくします。

【ColorSyncユーティリティ】でReduce File Size フィルターを作成。品質・解像度などカスタマイズしてPDFファイル小さくする方法

Mac標準アプリ【プレビュー】で[ファイル]を[書き出す]を使って簡単にPDFファイルのサイズを小さくした。

ところが、小さくなったPDFファイルを開いて見ると不鮮明で見づらい。

そんなときには、ColorSyncユーティリティでReduce File Size のフィルターを作成して品質・解像度などPDFファイル小さくするカスタマイズをしましょう。

ColorSyncユーティリティでReduce File Size のフィルターを作成する

  1. PDFファイルを選択。
  2. コンテキストメニューの[このアプリケーションで開く]をクリックする。
  3. [ColorSyncユーティリティ.app]をクリックする。

名称未設定

[ColorSyncユーティリティ]でPDFファイルが開きました。

スクリーンショット 2021 01 19 11 40 07

赤丸で囲んだアイコンをクリックすると[内蔵フィルタ]の一覧が表示されます。

[Reduce File Size]を選択して赤丸の部分

をクリックします。

スクリーンショット 2021 01 19 11 50 07

[Reduce File Sizeのコピー]を選択して左端の緑色の丸で囲んだ部分をクリックします。

カスタムフィルタに[Reduce File Size]フィルターのコピーが作成されました。

スクリーンショット 2021 01 19 11 59 42

カスタムフィルタ[Reduce File Size]フィルターのコピーを選択して、緑色部分の「>」をそれぞれクリックします。
スクリーンショット 2021 01 19 12 02 11

カスタムフィルタ[Reduce File Size]フィルターのカスタマイズ画面があらわれました。

  • 品質
  • サイズ調整の設定
  • 解像度の設定
  • サイズの制限
  • イメージの圧縮のモード
  • イメージの圧縮の品質

いくつか試して、自分にとって見やすくてファイルサイズもちょうどいいカスタマイズをしましょう。

スクリーンショット 2021 01 19 12 45 45

私は、[イメージのサンプリング]の[品質]を[高]に、して[解像度を設定]を[65ピクセル/インチ]で イメージの圧縮は高めに設定して試しました。

(この設定で20MB以上のPDFファイルが3MB未満になり鮮明な状態でみられました。)

作成したカスタムフィルタをダブルクリックして、フィルタ名をわかりやすい名前に変更しましょう。

スクリーンショット 2021 01 19 12 58 16

フィルタ名が変わりました。(ここではフィルタ名を「PDF小サイズ化」としました。)

それでは、[ColorSyncユーティリティ]で作成したカスタム「Quartzフィルタ」を使って小さなサイズのPDFファイルを出力してみましょう。

Mac【プレビュー】アプリで「Quartzフィルタ」ColorSyncユーティリティで作成したフィルターを選択して[書き出す]

ColorSyncユーティリティで作成した「Quartzフィルタ」を使って、ファイルサイズを小さくしたPDFファイルを出力するのは簡単です。

Macアプリ【プレビュー】で[ファイル]を開いてから[書き出す]で「Quartzフィルタ」からColorSyncユーティリティで作成したフィルターを選択して[保存]をクリックするだけです。

品質・解像度などを自分でカスタマイズした小さいファイルサイズのPDFファイルが、Macアプリ[プレビュー]で簡単に作成できます。

[プレビュー]と[ColorSyncユーティリティ]のどちらもMacに最初から入っている標準のアプリですので、無料でPDFファイルを小さいファイルサイズに変更できます。

[プレビュー]アプリでPDFファイルを開きます。

スクリーンショット 2021 01 19 12 22 49

  1. メニュー[ファイル]から[出力]をクリック
  2. [Quartzフィルタ]からColorSyncユーティリティで作成したフィルターを選択して
  3. [保存]をクリックする。

スクリーンショット 2021 01 19 13 01 05

スクリーンショット 2021 01 19 13 04 07

[ColorSyncユーティリティ]で作成したカスタム[Quartzフィルタ]を使ってファイルサイズを小さくしたPDFファイルを出力できました。

Macアプリ[プレビュー]で[ファイル]から[書き出す]で「Quartzフィルタ」を指定する方法は
詳しくはこちらの記事で紹介しています。

Mac標準アプリ【プレビュー】でPDFファイルサイズを簡単に小さくする方法

たくさんのPDFファイルのサイズを小さくした場合は、1つひとつのファイルをアプリ[プレビュー]で開いてからQuartzフィルタを指定して書き出すのは時間と手間がかかります。

繰り返す単純な作業にかける時間と手間をはぶいて効率化するにはプログラムをつくってしまうのが便利です。

Macではアプリ[Automator]を使うと、単純に繰り返す作業を簡単にプログラムにすることができます。

ColorSyncユーティリティで作成したフィルターを選択してPDFファイルのサイズを小さくするプログラムも[Automator]で簡単に作れます。

この方法は別の記事で紹介します。

【編集後記】

昨日は小さな用事を片付けました。

歯医者。郵便局。床屋。そのほか自転車で出かけての用事。

今日は1日で自宅Officeで仕事に集中です。

昨日の1日1新 旅の宿 奥飛騨 クラシエ入浴剤

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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)

小倉健二(おぐらけんじ) 労働者のための社労士・労働者側の社労士 労働相談、労働局・労働委員会でのあっせん代理 労災保険給付・障害年金の相談、請求代理 相談・依頼ともに労働者の方に限らせていただいています。  <直接お会いしての相談は現在受付中止> ・mail・zoomオンライン対面での相談をお受けしています。 1965年生まれ57歳。連れ合い(妻)と子ども2人。  労働者の立場で労働問題に関わって30年。  2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。 2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。 2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格  
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