子どもにはついつい怒りがちに
子どもはかわいいです。周りを笑顔にしてくれ、社会の宝物です。
そんな子どもも「自我」があるので、だんだん親の言うことを聞かなくなります。それが成長です。
親はついつい子どもの一挙一動に胸をさわがせて怒ってしまうこともあります。「叱る」のは大切ですが、なぜかついつい怒ってしまうのです。
そんなときには、絵本『おこだでませんように』(作・くすのきしげのり 絵・石井聖岳)を読んでみてはいかがでしょうか。
絵本『おこだでませんように』のあらすじ
Amazon絵本『おこだでませんように』
何をやっても怒られる ぼく(主人公)は反論しても余計に怒られるだけなので、いつも横を向いて黙って怒られていました。相手が先に意地悪しても怒られるのはぼくだけ…「ぼくはわるい子なのか、どないしたらええのか…」と悩みます。
ぼくは小学校で七夕の短冊のお願いに「おこだでませんように(怒られませんように)」と丁寧な字で書きました。読んだ小学校の先生は涙を流して反省し、電話をもらったお母さんもぼくを思いっきり抱きしめてくれました。
主人公のぼくが夜に布団の中で、みんなの怒った顔を思い浮かべている描写には心が動かされました。ついつい注意してしまう親としては、絵本を通して子どもの想いを感じ、日頃を振り返るきっかけになりました。
絵本『おこだでませんように』を読んで
子どもを想うからこそ、口を出してしまいますが、怒りすぎは子どもの心にダメージになってしまいますね。絵本『おこだでませんように』を通して、見つめなおしてみるのもいいですね。
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子どもが見つけて買ってきてくれました。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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