寄り道ぶらぶらで脇道へとズレる読書のススメ。目的からはずれて偶然を楽しむ読書。

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専門を深める、学びの読書。

障害年金、労災保険、これらの社会保険・年金を受給するための取り組みをメインとする社会保険労務士ですから、障害年金、労災保険の本は当然読みます。

専門の本を読んで、そこで参考引用文献として紹介されている別の専門書を読む。
知らなかった知識が広がり、深まり、自分の専門の業務にさらに精通していきます。

読書による学習はとても有効です。狭く・深くのベクトルです。

あてもなく、あっちこっちと寄り道する、ぶらぶら遊びの読書。

一方で、本を読むことの楽しさは、全く思いもよらなかった方向へと、1冊の本で導かれていくことです。広く、広がる読書です。

『夢実現のための情報整理術』中山庸子 著

私の場合は、たとえば、中山庸子さんの『夢実現のための情報整理術』です。

以前紹介した記事はこちらです。

この本をはじめて読んだころは、Mobile-PCという言葉が流行り、今では当たり前の薄型ノートパソコン(SONYのVAIOなど)が発売されたりして、パソコンを持ち歩き、コンピューターによる情報整理を個人で行なうということが注目されていたころでした。(今ではスマホで当たり前に行われるようになっていますが)

自分で日々書きためた(入力した)メモ、仕事のデータ、ボランティアで活動していた団体の資料・会議録など、効率的に検索・活用するためにノートパソコンを利用して“情報整理”することに強い関心がありました。

ある日、図書館で“情報整理”をキーワードに蔵書検索をしていました。

たくさんヒットした本の中で中山庸子さんの『夢実現のための情報整理術』がありました。

“情報整理”について調べる私には、“夢実現”という言葉は全く想像がつかず、そのときとても驚きました。

それで、『夢実現のための情報整理術』を借りて読んでみると、自分が想像していたパソコンによる膨大なデータの“情報整理”とは全然関係のない本でした。

メインは、自分の夢を実現する、なりたい自分になる、そのためのアナログな方法が具体的に書かれていました。

やるべきことをどう効率的に行なっていくのかということばかり考えていましたので、“夢”という言葉は不思議な感じがする言葉でした。

『夢実現のための情報整理術』をきっかけに中山庸子さんの『夢ノートのつくりかた』を読み、なりたい心、なりたい人、欲しいものをどんどんノートに書き出し、カタログなどから欲しいものの写真を切り取って貼り、毎日見るなど、夢ノートの具体的な作り方を知り、実際にやってみました。

この夢ノートの元になっているのが、『信念をつらぬく』(Ben Sweetland著)なのでこちらも読みました。

社会保険労務士受験勉強をしているときには、ネットで合格証を検索して名前を合格年月日を自分の名前と受験の年に変えて印刷して夢ノートに貼り付けて見ていました。縮小印刷して手帳にも貼って1日に何度も見ていました。

パソコンによる情報整理術から、アナログの夢ノートへと、全く関係ない横道にそれることは思いませんでした。横道へとズレずれです。

『知ってほしい障害年金のはなし―もらえるはずなのに気づかずにいませんか?』佐々木久美子 著

他にもう1冊の例をあげると
『知ってほしい障害年金のはなし―もらえるはずなのに気づかずにいませんか?』です。

本のタイトルからわかる通り障害年金の本です。

がん、糖尿病、うつ病、パーキンソン病、その他社会的に認知されていない難病…。障害年金を受け取れるのに請求できずにいる方、その家族・支援者や専門家のために、著者の豊富な経験と思いが書かれた1冊。

障害年金の中でもなかなか知らなかった難病などについて書かれている本で、大変勉強になりましたが、この本の終わりに参考引用文献一覧がズラーっと並んでいました。

直接障害年金と関わらない本もたくさん一覧に並んでいます。読んだことがあり私も好きな本もありましたが、聞いたこともない本もありました。

この聞いたことのない本の中の1冊に、
高坂勝さんの『減速して生きる―ダウンシフターズ』がありました。

『減速して生きる―ダウンシフターズ』について書いた記事はこちら「「頑張るしかない」わけではない。ダウンシフトする、ミニマリストとして生きるという選択もある。」です。

ダウンシフターってなんだろう、聞いたことがありませんでした。
“減速して生きる”という言葉に惹かれたのかもしれません。カーリルで検索して図書館に予約をして読んで驚きました。

もっと効率よく、もっと頑張って、と思っていましたので、“頑張らない”という発想に驚きました。

ダウンシフト、ミニマリズム、半農半Xという生き方・考え方を知るようになりました。

ここから、個人を単位とする仕事・生き方の本へと、さらに、ずれていきます…。

障害年金の本から、こんなに横道にずれるとは全く想像できませんでした。

この週末は、図書館へ行って、寄り道ぶらぶらでいいかげんな読書をしてみてはいかがでしょうか

何か特定の知識を、狭く、深く、学びたい。もちろん私もこれからも専門を深める、学びの読書を続けます。

一方では、あてもなく、あっちこっちと寄り道する、ぶらぶら遊びの読書で、予想もつかなかった関係のない本へと広がっていく。

そんな、寄り道ぶらぶら読書もおススメです。

この週末に予定のない方は、家のすぐそばの近所の図書館、または大きな中央図書館へ、遊びに行ってみませんか。

たまたま読んだ1冊の本、その本から脇道にそれて、何年か先に今の自分が知らない世界へとつながっていくかもしれませんよ。

昨日の1日1新:Krushers キャラメルクランチ


新宿西口 大ガード近くにて

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小倉 健二 ( 特定社会保険労務士 )東京都 ※相談は新宿近辺にて

小倉健二(おぐらけんじ) 1965年生まれ53歳。連れ合い(妻)と子ども2人。 労働者の立場で労働問題に関わって30年。 2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。 2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。 2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格
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