よく町中で、転んだ子どもに「痛くないよ〜!」と声をかけている人を見かけます。
子どもが痛い思いをしているときには、その痛みに共感しましょう。
今回は、子どもに共感する大切さについて考えてみましょう。
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転んだ子に「痛くないよ!」はなぜダメ??
子どもは転ぶと「痛い」思いをしています。
ですが周りの大人が「痛くない」としてしまうと、子どもは、身体は「痛い」けれど、頭では痛くないというふうに認識してしまいます。
これでは、心と身体がちぐはぐになってしまいますね。
転んだ子に「痛くないよ!」→共感「痛かったね〜」
痛い思いをした子どもには、「痛かったね〜、痛かった。大丈夫かな?立てるかな?」とまず共感すると、子どもは自分の気持ちを「わかってくれた」ことに、安心できます。
泣いているときも、だっこしたり、さすってあげたりと、安心できるようにするといいですね。
泣いているのに「泣くな!」と叱りつけるのも、もちろんダメですよね。
子どもは痛いのとびっくりしたので、泣いてしまっているのです。
その気持ちを受け入れましょう。
大人だって悲しみや痛みで泣いているときに「泣くな」と大切な人に言われてしまうと、さらに涙がでてきますね。
子どもも同じです。
泣いてばっかでは弱い子になってしまうと考えてしまいますね。
子どもを思うがゆえのことです。
ですが、泣くのを我慢して大きくなると、心にフラストレーションが溜まっていくのはわかりますね。
子どもが、自分の気持ちを素直に受け入れられるように接することが大切
子どもが自分の気持ち、思い、考えを素直に自分のものとして受け入れられるように、ということを心がけて接するだけで、子どもへの伝わりからは大きく変わります。
忙しい日々ですが、少しだけ意識するだけで大丈夫です。
子育ては小さなことの積み重ねですね。
子どもと一緒に日々を大切にしていけるとうれしいですね。

小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)

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